公開日 2022年06月21日
更新日 2022年07月10日
このおマツが初めて訪れた二郎ラーメンは、なんと三田本店。2007年5月頃・・・
当時は、慶応大学から歩いて数分の所にある会社で正社員として初めて就職をした。そんなころだった。
その時は、二郎ラーメンというお店も今ほど認知度も低く、「行列のできる超大盛の店がある!」という話が社内で話題になるだけだった。
そんな時、休憩時間に仲間四人で行ってみることになった。
男3人と女2人。
30分ほど並んで、二郎ラーメンのファーストインプレッション。
たぶん総帥に、常連と思われるおじさんが「大将、若いねーちゃん来てるけど、いつもの量を出すの?」
「男女とか量は関係ないから」という話をしていたのを思い出した。
我々は、ウェブ関係の会社で働いていたにもかかわらず、ウェブサイトで検索なんてことは全くしていなかったので、お作法も知らなかった。
何も知らずに、大ラーメンを頼んだり、何も知らずにぶたダブル大ラーメンを頼んだりしたところ、大盛りの野菜に、並々と盛られた超大盛の麺、さらに巨大なチャーシューがごろっと入っていて想像を絶する量の多さに、みんな驚くほどだった。
かくいう自分も頭がくらくらする量の多さ、かなりやばかった。
しかし頼んだからには食べきらなければいけないという事で、みんな頑張った。食べきったころには昼休みが終わっていて遅刻する羽目にもなった。無理して食べきったあげく気持ち悪くなってしまったのもあって「マズすぎる!!もう二度と来るか!」思って帰った記憶がある。
しかし、しかし、それから三年。知人に二郎好きがいた結果、八王子、新小金井街道店、元二郎西新井大師富士丸、その他複数様々な二郎ラーメンに連れていかれて、
あんなにまずいと思っていた二郎ラーメンがどんどんうまいと思うようになってきた。
それから、ラーメン大などのいわゆる、二郎系のインスパイア店がどんどんできていき、一般にも認知が広がりとことん食べるようになってしまった。
家系ラーメンもしかり、初めはまずいと思っていたも、好きになってしまうのである。
もっとも、最近は本家の二郎ラーメンよりインスパイア麺の方をかなり食べてきたのだが、本家が食べたくなってくるお年ごろ。
今回は、仕事でもお世話になってもらっている方と、ご一緒に二郎本店に行くことになったのだった。
二郎に到着すると、案外駅から離れているなあという印象。近くに慶応大学の入り口がある。お店には15名くらい並んでいた。
様々な選挙ポスターも貼ってあるのがちょっと面白い。(もうすぐ選挙だったよな。まあ、棄権はすべきではない。)
昼時を1時間ほど過ぎているが、日差しが強烈、否、猛烈に降り注ぐ太陽光にほんろうされるが、日傘があるため日傘さしてなんとか日光をしのぐ。これはとてもうれしい心配り。普通の傘も一緒に入っていたのはおもしろかった。大体3、40分くらい並んで入口の近くまでやって来た。
目次
ラーメン二郎本店の食券の買い方
二郎本店の食券は、入口に近づいてから購入する。並ぶ前に買うわけではない。
入り口付近の5名ほどが食券を購入して、店内から声をかけられたときに何を購入したかを伝えていくスタイル。
店の前の自販機の飲み物を持ち込むことも可能
看板の下にある2台の自販機には、黒烏龍茶的な脂肪分を分解する役割ありそうなお茶が売っている。その他のソフトドリンクもあるけれどそこで購入したものみ持ち込めるようだ。食券を買う前に、買った後に、ここで飲み物を購入する人も少なくない。15年前から変わらない。
店の入り口左側にある食券機で食券を購入。700円というのはかなりリーズナブル。今回はぶたラーメン。食券購入後に飲み物を購入し並びなおすと、スタッフさんから声がかかったので、ぶたラーメンと伝える。今回は二人で来店という事を察してくれて、席は隣同士で食べられるように取り計らっていただいた。なんて嬉しい計らいをしれくれるのだろう。期待していなかったので、「別々に座りますか?」と話していたので、とてもうれしい。
気になる営業時間
8:30~15:00, 17:00~20:00
※コロナウイルス感染症対策のため、時間が異なる場合があります。
定休日:日曜日
注文方法は?
券売機で食券を購入。
今回のメニュー
名前:ぶたラーメン
種類:ラーメン
料金:700円(税込)
トッピング:野菜多め、ニンニク少し
店内に入って席に座ると「ニンニク入れますか?」とコールが来た!
カウンター席に着くや否や、いきなり「ニンニク入れますか?」と声をかけられる。はやっ!「はい入れます!」と言ってしまった。
ここでひるんではダメだ、「すみません。野菜多めでお願いします!」と付け加えた。二郎は「トッピングは?」ではなく、「ニンニク入れますか?」だった。ちょっと失敗した。
ぶたラーメン到着にテンション爆上げ!
やべーテンションが上がる。15年振りの本物の二郎!「マズすぎる!二度と来るか!」と思ったラーメンを15年の時を経て食べるのはある意味感動!しかもこれが700円か。コスパが高い!
早速ダメ出しというか、野菜はゆですぎなんだな。二郎ラーメンではよくあるシナシナもやし。個人的にはシャキシャキが好み。これはラーメン大タイプの方が好みであるが、スープに浸して食べればかなりおいしくいただける。シャキシャキ感も結構あるので我慢できるくらいの硬さがある。
そうそう、この麺!本店の麺はこれ!まずいと思ったのはこの麺が原因だったんだけど、今はどうかと言えば、超うまいんだよなあ。なんだろうねこの味の違い。
懐かしい味だし、これがうまいんだよ。
野菜をしっかり食べていく。二郎を食べるときは野菜をしっかり先に食べる必要がある。体にも良いのでお勧めの食べ方。
肩ロースのチャーシューは、かなりしっかりとした味わい。口の中でジュワっと広がる味わいが最高!柔らかくぼそぼそしない。うますぎるチャーシューだ!
チャーシューを少しいただき、野菜を食べ終わったら本格的に麺もいただいていく。天地がえしはしないのがポリシー。
それにしても麵が重いのだ。
そしていつも思うのは、二郎を食べるときは、満腹中枢との戦いなのだ。野菜マシなどにしたときはいつも思うのだが、今回は思っていた以上に麵が多く感じる。ゆっくり食べすぎると食べきる事が難しい場合がある。ひたすら寡黙に食べ続けることが重要。そうしないと食べきれない。外に並んでいるときに食べている人をよくよく見ていたが、食べるごとにフーフーとため息をつきながら、その麺の多さに顔をゆがめながら頑張って食べている。非常に印象的。二郎系ラーメンはそういうものなのだ。身の程を知らないと食べきれず撃沈する。そのあとは、残して申し訳ないという罪悪感と戦う事になるので、ギャグやしゃれ、写真映えを狙ってマシとかマシマシを頼んではいけない。
最近はダイエットで食べる用も大きく減っているので、この量の多さ位に食べきるのはかなり困難だった、何とか完食することができた。
15年振りに食べた本家二郎は、とてもうまかった。まずかったと感じたあのころとは全く違う感想だ。また機会があったら食べにきたいが、それよりもいろいろな二郎に食べに行ってみたいと思った。二郎本店の総帥も店に出てきていて、間近で見ることができて本当に良かった。
アクセス
住所:東京都港区三田2-16-4
交通:
都営地下鉄 浅草線・三田線三田駅:A3出口:下車・・・徒歩8分
JR山手線・京浜東北線田町駅:三田口(西口):下車・・・徒歩10分
営業時間:8:30~15:00, 17:00~20:00
※コロナウイルス感染症対策のため、時間が異なる場合があります。
座席:13席(カウンター)
定休日:日曜日