公開日 2022年05月31日
更新日 2022年05月29日
目次
醸し出されるザ・老舗の雰囲気
むき出しのダクトのサビにかなりの年季を感じる外観。
この定食が長年、船場で働く人々の胃袋を満たしてきたのだろうという名店の匂いがする。
実は訪問するのは二回目なのだが、
初回は外観に怖気づいて、なかなか行けなかった。
何度か通る度に覗くとお客さんの入りもよさそうなので、
ある日勇気を出して入ってみることにした。これが大正解で今回の再訪へとつながった。
気になる営業時間
営業時間:店内11:00~16:00
テイクアウト:17:00まで
定休日:日曜日、祝日
※コロナウイルス感染症対策のため、時間が異なる場合があります。
注文方法は?
メニューを見て注文
今回のメニュー
名前:カラアゲ定食
種類:定食
料金:760円(税込)+20円(デミグラスソース)
時間:10分以内
コール:なし
ノスタルジックな壁メニュー
どのメニューも非常に安い。このご時世にとても有難い。
そして定食には全てサービスでコロッケが付くのだ。
看板にも掲げられていたので、やはりコロッケ推しのようだ。
ここに来たならぜひとも食べて欲しいという思いが伝わってくる。
唐揚げの気分だったのでカラアゲ定食を注文。
ハーフ&ハーフという野菜炒めともう半分に好きな揚げ物が選べるセットなんて言うのもある。
懐かしさ漂う、プラスチックのお皿で出されるカラアゲ定食
待つ間、カウンターすぐ目の前の厨房で料理を作る過程が見られるのも楽しい。
他のお客さんの注文を作っている時、
中華鍋を振る音が一定のリズムを刻んでいて心地よかった。
そしてカラアゲ定食の登場!!プラスチックのお皿が懐かしさを引き立てる。
カラリと揚げられた唐揚げはいくらでも食べられる
唐揚げはあっさりとした味付けで油にくどさもない。
唐揚げ5つ+コロッケも控えているがペロリといけそうだ。
洋食屋さんらしい俵型でホクホクのコロッケ
ここのコロッケは俵型。
お肉屋さんによくある薄い小判型ではない。
カニクリームコロッケなどを彷彿とさせる
洋食屋さんの正統派コロッケの形だ。
断面が分厚いだけにホクホクとした触感と
ジャガイモの旨みが存分感じられてとてもおいしい。
絶滅危惧種のサラダスパゲティ
副菜も要チェック。久しぶりに出会えたサラダスパゲティ。
最近添え物としてのスパゲティはオイルパスタ系が増えて
マヨネーズ系を見かけることがかなり少なくなった気がして寂しい。
この店では副菜に採用されつづけていることになんだか嬉しさを感じる。
必食はデミグラスソース!?
実は以前こちらのお店でコロッケ定食を食べたことがあり、
その時にデフォルトでついてきたデミグラスソースが
すごくおいしかったのを思い出した。
ふとメニューを見ると手作りデミグラスソース(20円)を追加できるようなので頼んでみた。
カウンターから見える大きな鍋からお玉でひとすくい、入れてくれた。
さっそくコロッケにつけていただきます。
手間暇かけて作られたのだろうなという複雑な味わいがする。
コロッケには醤油やウスターソースをかけたい、
もしくはそのままでいい人もいると思うが、
こちらのお店ではぜひともデミグラスソースをつけて食べてみて欲しい。
ふらっと町の老舗定食屋に入ったと思っていたら、
実は本格的な洋食屋だったんだ!と気づかされて感動する。
カキフライは冬季限定
左のメニューにカキフライ(冬のみ)を発見。
具体的な期間を聞いてみると11月~2月ごろまでの限定とのこと。
最近では年中牡蠣が食べられるようになったけど、やっぱり大きくて旨みが詰まった旬の時期がおいしいに違いない。
次の冬が来たら是非食べたいと再訪を誓った。
アクセス
住所:大阪府大阪市中央区博労町3-1-13
交通:Osaka Metro心斎橋駅から504m
座席:約10席(カウンター)
営業時間:店内11:00~16:00
テイクアウト:17:00まで
定休日:日曜日、祝日

たらこ いくら

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