公開日 2021年01月18日
テレビ東京の「孤独のグルメ」は、原作・久住昌之、作画・谷口ジローによる漫画をドラマ化した人気グルメ番組です。2012年1月からシリーズで放送されていて、昨年の大晦日にも「2020年大晦日スペシャル~俺の食事に密はない、孤独の花火大作戦!」が放送されたのは記憶に新しいところ。
この原作者の久住昌之さんが率いるバンド「スクリーントーンズ(The Screentones)」が、何度かライブを行ったこともあって、2016年元旦に放送された「孤独のグルメ お正月スペシャル 真冬の北海道・旭川出張編」では、旭川の地元民に長年愛されている渋いお店が2店登場したのです。
今回、ご紹介するのはその1店で、「自由軒」という古くから営業する街の洋食店。「孤独のグルメ」の主人公である井之頭五郎が食べた絶品料理を紹介します。
目次
自由軒 営業時間と定休日
営業時間は、11:30~14:00 17:30~21:00
定休日:日曜日
コロナウイルス感染症対策などで時間が異なる場合があります。
注文方法は?
メニューを見て店員さんに注文。帰りに精算。
今回食べたモノ
名前:五郎セット
種類:定食
料金:1,180円(税込み)
時間:注文してから約10分で配膳
オプション:なし
「自由軒」とは
「自由軒」は、昭和24年創業で70年を超える老舗洋食店、味のある店構えは、まさに孤独のグルメ」にぴったりの雰囲気というか、原作者の久住さんが絶対に好きな感じのお店。JR旭川駅から歩行者天国である平和通買物公園を歩いて15分程の場所にあります。
店内は、昭和レトロな雰囲気が漂っていて、カウンターの上に置かれたピンク電話が懐かしい!
お店は、とても話し好きで親しみのあるお父さんと、寡黙な職人という感じの息子さんの親子で厨房を回しています。お父さんは自転車で出前に出ることも多いですが。
そして店内には、ロケの時に写した写真が飾られています。一番左に井之頭五郎役の松重豊さん、その右手に自由軒の息子さん、次に番組内で店主を演じていた本田博太郎さん、一番右に写っているのが本物の店主です。
「自由軒」のメニュー
「自由軒」の名物メニューは、「孤独のグルメ」にも登場した「味噌汁(ライス付き)」。味噌汁が名物って不思議に思う人が多いと思いますが、これがでっかい丼に入れられた味噌汁で、他のお店ではありえないメニュー。
他にも、わらじのような大きさの巨大なポークステーキ「わらじ焼き」や「肉ライス」「塩焼き」など個性的なメニューが並びます。
額縁に入れられて壁に掛けられた、どこか歴史を感じさせる定番メニューの他に、その日のおすすめメニューは黒板にチョークで書かれています。ここにあるのが「五郎セット」。そうです!「孤独のグルメ」で井之頭五郎が食べた「カニコロッケ」と「ホッケフライ」で定食にしたセットです。さらに名物の大きな味噌汁つきも選べます。
こちらが、揚げたてサクサクジューシーな「カニコロッケ」2個と「ホッケフライ」2個がセットになった「五郎セット」。
カニとホッケって、北海道の海の幸では人気上位のアイテム。これが一度に味わって、なんて贅沢なんでしょうね。
付け合わせには、新鮮なキャベツの千切りとポテトサラダ。もう、これだけでお酒が飲めます。因みに、下戸の井之頭五郎とは違ってお酒好きの筆者は、定食のご飯を断って日本酒を頼んでいます。
番組で井之頭五郎が、このカニコロッケとホッケフライを食べた時のセリフが「カニとじゃがいもはからずも北海道味のど真ん中チョイス。そこにホッケと畳み掛ける」。
どうですか?食べたくなるでしょ。
「自由軒」へのアクセス
住所:北海道旭川市5条通8丁目左2
交通:JR旭川駅から徒歩約15分
営業時間:11:30~14:00 17:30~21:00
座席:20席(カウンター4席・テーブル席4人掛け×4)、2階にお座敷
定休日:日曜日
都良(TORA)
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