公開日 2021年01月03日
北海道旭川の市民に、古くから親しまれているソウルフード「新子焼き」。旭川市内には焼き鳥店を中心に20店近い店舗で提供されています。
平成24年には、この「新子焼き(しんこやき)」を旭川名物として旭川市民や観光客に広めたいと「旭川名物 新子焼きの会」が立ち上がり10店舗ほどが加盟して、新子焼きのPR活動を行っています。今回は、「旭川名物 新子焼きの会」の中心的な店舗で、全国各地のイベントにも積極的に出店して新子焼きを広める活動をしている「焼鳥専門ぎんねこ」の新子焼きをレポートします。
目次
焼鳥専門 ぎんねこ 営業時間と定休日
営業時間は、13:00~22:00
定休日:月曜日
コロナウイルス感染症対策などで時間が異なる場合があります。
注文方法は?
メニューを見て店員さんに注文。帰りに精算。
今回食べたモノ
名前:新子焼き
種類:焼き鳥
料金:1,380円(税別)
時間:注文してから焼き上がりに約30程度かかります。
オプション:なし
地元民や観光客にも人気の飲食店が並ぶ小路「5.7小路ふらりーと」
「焼鳥専門ぎんねこ」があるのは、JR旭川駅から歩いて10分ほどの場所にある「5.7小路ふらりーと」です。戦前、中央市場と呼ばれる魚菜市場として栄えた場所にある狭い小路の両側には、飲食店や青果店、ヘアーサロンなど18店舗が軒を連ねています。
お店の中には、昭和から営業を続ける老舗の焼き鳥店やラーメン店などもあり、市民や観光客が多く訪れるグルメスポットとなっています。
この「5.7小路ふらりーと」の入り口にあるのが、昭和25年創業の「焼鳥専門ぎんねこ」です。2019年に店舗を拡張しましたが、元々のお店部分は昭和の雰囲気満点!小路の名前の通り、お酒好きならふらりと立ち寄りたくなりますね。
「焼鳥専門ぎんねこ」の新子焼き
「焼鳥専門ぎんねこ」のメニュー表には、「おすすめ」として「新子焼き(若鶏の半身」が一番目立つ場所に書かれています。メニューに書かれている通り、半身のまま炭火でじっくり焼くので、焼きあがるまで30分~1時間ほどかかります。
新子焼きを注文するなら、一番最初に注文しておきましょう。常連さんの中には、事前に電話を入れて、ちょうどお店に着くころに焼きあがるように頼む人もいます。味付けはタレと塩、またタレと塩の半々が選べますが、是非食べて頂きたいのは創業以来継ぎ足し継ぎ足ししてきた自慢のタレ。
こちらが、旭川名物の「新子焼き」。手羽を含めた若鶏の半身を、そのまま炭火で焼き上げています。半身のまま焼いているので、肉は中までふっくらとジューシー。
観光客にも人気の「焼鳥専門ぎんね」では、多くのお客さんが新子焼きを写真に撮るので、まず半身のままお皿に乗せて出してくれます。そして、撮影が終わったら食べやすくカットしてくれるうれしい心配り。
「新子焼き」は、半身そのままなので、若鶏のもも肉、むね肉、手羽といろいろな部位が楽しめるのも特徴です。食べる時には、箸など使わずに豪快に手づかみで食べるほうがおいしく感じますよ。
クリスマスに新子焼きを食べる旭川市民も多く、クリスマスシーズンにはテイクアウトの新子焼きを焼くのにお店は大忙し。なお、「焼鳥専門ぎんねこ」では、冷凍真空パックの新子焼きも販売しているので、全国からお取り寄せできます。
「焼鳥専門 ぎんねこ」へのアクセス
住所:北海道旭川市5条通7丁目右6 5・7小路ふらりーと
交通:JR旭川駅から徒歩約10分
営業時間:13:00~22:00
座席:28席(カウンター12席/ テーブル2名×4、小上がり4名×2)
定休日:月曜日

都良(TORA)

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