公開日 2020年12月10日
セブンイレブンプレミアムからカップ麺として発売されているので、「らーめん山頭火」の名前を知っているラーメン好きは多いのではないでしょうか。実は、この「らーめん山頭火」は、北海道旭川市に本店があるって知っていましたか?
旭川と言えば、札幌のみそラーメン、函館の塩ラーメンと並んで、北海道の三大ラーメンとされていますが、基本はしょうゆラーメン。「らーめん山頭火」は、白濁したとんこつスープで「しおらーめん」を売りにしているという、それまでとは全く違ったスタイルを提案したニューウェーブの旭川ラーメンで、旭川市内には「らーめん山頭火」で修行した人が、開いたお店やインスパイアされたお店が多くあります。
今回は、全国的に知られる「らーめん山頭火」の旭川にある本店で、看板メニューの「しおらーめん」を食べてきました。
目次
らーめん山頭火 旭川本店の営業時間と定休日
営業時間は、11:00~22:30
定休日:無休
コロナウイルス感染症対策などで時間が異なる場合があります。
注文方法は?
メニューを見て店員さんに注文。帰りに精算。
今回食べたモノ
名前:しおらーめん
種類:ラーメン
料金:850円(税込み)
時間:着席してから約5分程度で配膳
オプション:なし
「らーめん山頭火」とは?
「らーめん山頭火」の創業は昭和63(1988)年、東京に原宿店、五反田店、渋谷店があることから、実際に山頭火のラーメンを食べたことがある人も多いのではないでしょうか。現在は、国内に13店舗、アメリカやカナダなど海外に42店舗を展開しています。実は、その総本山とも言える本店は、北海道旭川市にあります。
「らーめん山頭火」の看板メニュー「しおらーめん」を実食
旭川のご当地グルメ「旭川ラーメン」と言えば、動物系スープと魚介系スープをブレンドしたダブルスープにしょうゆ味が基本。しかし、「らーめん山頭火」のラーメンは、白濁したとんこつスープに塩味と、それまでの「旭川ラーメン」とは全く違ったスタイルを打ち出して人気となりました。
「らーめん山頭火」のとんこつ白湯スープは、とんこつのうま味や香りを感じますが、とんこつ特有の臭みがまったく無く、とてもマイルドな味わい。これが、とんこつラーメンを食べ慣れていない旭川市民にも、受け入れられた理由ではないでしょうか。このスープに旭川ラーメンの特徴である、低加水率の自家製麺がよくからみます。
「らーめん山頭火」のラーメンは、スープだけでなくトッピングされた具材も、伝統的な旭川ラーメンとは大きく違います。チャーシューは、やわらかいトロ肉。旭川では、しっかりとした食感のチャーシューをのせるお店がほとんどだった中、このチャーシューも当時は新しいスタイルでした。そして、創業以来使われている小ぶりな丼ぶりが、特注品で厚みがあるため、最後までスープが冷めません。
「らーめん山頭火」のしおらーめんといえば、真ん中に乗せられた真っ赤な小梅が特徴。この小梅の「赤」ととんこつスープの「白」、ネギの「緑」、キクラゲの「黒」とのコントラストが美しいですよね。
「らーめん山頭火 旭川本店」のメニュー
「らーめん山頭火 旭川本店」のメニューです。看板メニューの「しおらーめん」が大きく掲載されていますが、「しょうゆらーめん」や「みそらーめん」も人気。価格は、いずれも1杯850円(税込)です。
また、高校生までは100円引きとなる「学割」や、熱いのが苦手な人向けに「猫舌ラーメン」、小さな子供用に麺を短くした「短麺ラーメン」などの、ユニークなサービスもあります。
「らーめん山頭火 旭川本店」へのアクセス
「らーめん山頭火 旭川本店」は、JR旭川駅から徒歩1分以内とアクセス抜群の場所にあり、観光客が開店前から行列を作ります。つい最近、今までの店舗のすぐ横に移転しました。新しくなった店内は、白と黒を基調としたスタイリッシュな雰囲気。BGMにはジャズが流れていて、女性のおひとり様でも利用しやすいですよ。
なおお店の入り口と出口は別になっていて写真の奥が入り口、手前が出口ですのでお間違いなく。
住所:北海道旭川市1条通8丁目348-6 MANNY BLD 1F
交通:JR旭川駅から徒歩1分
営業時間: 11:00~22:30
座席:35席程度(カウンター7席/ テーブル28席程度)
定休日:年中無休
都良(TORA)
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