公開日 2020年12月07日
北海道第二の都市「旭川市」は、人気コミック「ゴールデンカムイ」にも登場した第七師団があった街で、軍都として栄えました。北海道の中央部に位置して、道内各地へ続く交通の起点となっていることから、内陸にありながらも北海道各地の新鮮な海の幸・山の幸が集まる場所です。
旭川のご当地グルメと言えば、「旭川ラーメン」が有名です。旭川ラーメンは、札幌のみそラーメン、函館の塩ラーメンと並んで、旭川の醤油ラーメンとして、北海道三大ラーメンに数えられています。旭川には昭和19年創業の老舗醤油メーカー「日本醤油工業(キッコーニホン)」があることから、ラーメンをはじめとして醤油を使ったグルメがたくさんあります。
今回は、そんな醤油を使ったご当地グルメ「旭川しょうゆ焼きそば」をご紹介します。
目次
めん丸の営業時間と定休日
営業時間は、11:30 ~ 20:00(月曜日のみ17:00まで)
定休日:年中無休
コロナウイルス感染症対策などで時間が異なる場合があります。
注文方法は?
メニューを見て店員さんに注文。帰りに精算。
今回食べたモノ
名前:旭川しょうゆ焼きそば
種類:焼きそば
料金:550円(税抜き)
時間:着席してから約5分程度で配膳
オプション:なし
「旭川しょゆ焼きそば」とは?
「旭川しょうゆ焼きそば」は、旭川で開催される道北最大のグルメイベント「北の恵み食べマルシェ」において、2009年に試作販売された新しいご当地グルメです。2011年には「旭川しょうゆ焼きそばの会」が発足して、現在は13店が加盟して店舗やイベントで「旭川しょうゆ焼きそば」を提供しています。
「旭川しょうゆ焼きそば」には、「掟三箇条」というルールが決められています。その掟を紹介すると、その1は旭川産の米粉と北海道産の小麦粉を使った「米粉麺」を使用すること。その2は旭川産のしょうゆダレを使うこと。その3は旭川近郊または道北の食材を使うこととなっています。
このルールを守れば後は自由なため、各店それぞれのオリジナリティある旭川しょうゆ焼きそばが存在します。
「めん丸」の旭川しょうゆ焼きそば
今回、「旭川しょうゆ焼きそば」を食べた「めん丸」は、この米粉麺を製造する製麺会社の系列店です。そのため定番メニューとして提供しています。価格も税別ですが550円と比較的リーズナブル。
「旭川しょうゆ焼きそば」に使用される米粉麺には、太麺、中太麺、細麺のバリエーションがありますが、「めん丸」で使われているのは太麺で、米粉麺の特徴であるモチモチとした食感があります。
具は、豚肉にキャベツ、タマネギ、ニンジン。豚肉が旭川産または上川産と地元のものが使われています。上には、温泉玉子が乗せられているのが他のお店と大きく見た目が違うところです。
麺の上に、かけられたきざみのりが醤油の風味との相性バッチリ。横に添えられた紅ショウガも彩を添えています。焼きそばには、紅ショウガが欠かせないですよね。
「めん丸」のその他のメニュー
「めん丸」は地元旭川の製麺会社の系列店のため、メニューのメインはラーメンです。もちろん味は、本格派の旭川ラーメン。
また、ボリュームがあってお得なセットメニューも充実しています。豚丼や中華丼、カレーライスなどのご飯ものの種類も多く、セットでも単品でも注文可能です。
「めん丸」のある場所
「めん丸」があるのは、JR旭川駅からは車で15分ほどの場所にあるウエスタン川端店という大型スーパーの建物の中です。旭川駅から離れていることもあって、利用するのはほとんど地元の人。
店内にはカウンター席とテーブル席を合わせて30席ほどありますが、スーパーの広い駐車場が無料で利用できるので、昼時には車で外回りするサラリーマンなどがたくさん訪れます。
住所:北海道旭川市川端町7条10丁目1 ウエスタン川端店
交通:JR近文駅から徒歩20分
営業時間: 11:30 ~ 20:00(月曜日のみ17:00まで)
座席:30席(カウンター10席/ テーブル2名×10)
定休日:年中無休
都良(TORA)
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