公開日 2018年11月23日
目次
ちょっと!激辛カレーの制覇認定書もらってくる!!と思ったのは打ち合わせの時間を遅らせたいという連絡があってからだった。
2時間も空きができてしまう。そして、19時とといっても夕飯は食べながらではないので食べるとしたら遅くなりそうだ。
最近そんな事が増えている。仕事なのでできるだけリスケするのは避けたいし、最優先なのだが、その後の予定をどうにかする必要もでてくる。困ったことだ。
池袋着17時すぎ、サフラン池袋はサンシャイン60近くにある。
サフラン池袋は、池袋駅から5,6分で到着。建物の2階にある。階段を登って右側がサフラン池袋。店の前には激辛カレーを何人が挑戦して、何人食べきった人数が記載されていた。食べる気満々の私に、撮影、記録能力がなかったのは反省しなければいけない。夜の営業を始めたばかりでお客さん1号!なかなか爽快である。
メニューを見て注文『世界一辛いカレー挑戦者の皆様へ』同意書を記入
スタッフさんは、接しやすそうなインドの人の方だろうか。話しやすく親しげなオーラがでている。こういうスタッフ最高だよなあと思っているとメニューを持ってやって来た。どれもいい金額であるが、33番『世界一辛いカレーセット』金額もチャレンジメニュー料金である。まあ、ジョロキアなどの激辛スパイスは相当高いらしいから仕方ないのかな。とある激辛ラーメンを出すお店のマスターが「数が出るほど赤字だ」なんて話をしていたことがある。amazonで検索すると『業務用|世界一辛い唐辛子 ブート ジョロキアパウダー 100g』これが、6300円。確かに激高。20g使っていたとしても5回。10グラムでも10回しか使えないなるほど高い。
しばらくしてスタッフさんが同意書を持ってきた。これを書いてほしいとのこと。そして、店の前においてあった看板を持ってきて、今日までに『45,212人』挑戦して『3,110人』成功と話してくれた。だいたい15人に1人くらいの成功だろうか。さらに、前に挑戦した方は女性ということで私も頑張らねばいかん。
同意書の内容は、『当店の世界一辛いカレーには、ブートジョロキア(世界で最も辛い赤唐辛子)をしようしております。これはタバスコの約401.5倍の辛さと言われています。無理をして感触された後、構内やいなどに不快感が生じる可能性があります。あくまでも、ご自身の承知・納得の上で召し上がっていただくことになります。ご了承いただければご署名をお願い申し上げます。 サフラン池袋店主』かなりやばいのだろうかと感じながら記入。(字が汚いわ、ドキドキして雑に書いてしまった。反省)
気になる営業時間
ランチタイム11時30分から15時までディナータイムは、17時30分から22時まで
注文方法は?
メニューを見て注文帰りに精算。
今回のメニュー
名前:世界一辛いカレーセット+ナン(おかわり)+チャイアイスクリーム
種類:カレーライス
料金:3000円+300円+400円=4700円
時間:注文してから7分程度
コール:なし
対決開始!世界一辛いカレーセット
今回は、食べている間は絶対に水は飲まない!ということを念頭に、アイスクリームを念のため注文。到着したカレーをまず、スプーンですくってみると、粘り気は少なくサラッとしている。そして一口啜ってみる。「ああっ!ジョロキアの味だ」舌に刺すような刺激が強い。だが、その先にはまろやかなカレーの風味を感じる。「これがただ単に辛いだけではない味わい深さ」というやつだろう。
そして、『世界一辛いカレーセット』何がセットかというと、ナンか、ライスどちらかをセットにしてくれるということ。今回はナンを選択した。やって来たのが巨大なナン!ナンの甘みがアクセントになる。激辛でも食べやすい。ライスで食べるより制覇しやすいのではないだろうか?そんな印象する。
小さく切って、すばやく食べていく。しばらくすると見えなかったチキンが姿を表す。大中小とひとつずつはいっている。大変柔らかく食べやすい。
しかしながら、ジョロキアの辛さがかなり強く、チキンの味はやや弱い。どこか遠くでチキンの味わいを感じるイメージ。肉自体も熱さで、辛さというか刺激が強まるので、食べるのがやや困難である。ナンがなくなったのでおかわりを注文する。ナンのおかわりは300円。決して無料ではないとのこと。
食べるのを止めると辛さが襲ってくる。けっこうこれがやばかった。汗が流れる流れる。
(この日のためにピッカリにしてきたためよく分かる。それにしても今日の輝きは最高である!)
しばらくして、新しいナンがやって来た。スタッフさんに「どう?辛い?」と聞かれたので、「めっちゃ辛いですわ」と答える。『そうだろう!そうだろう!』という顔で「世界一辛いからでーだからね!」とドヤ顔で言っている。なんてお茶目なのだろう!辛さとしては先日味わった、「味覚」の刀削麺と同じくくらい辛く、激辛初心者は絶対OUTだと思う。お腹にもやや違和感がはじまり、あと一息の所で負けてしまいそうな心の弱さみたいなものが生まれてくる。やはり最初は簡単だが、ハバネロやジョロキアの超激辛系唐辛子は、辛さが蓄積することでだんだん厳しくなっていくのだ。これがパターンだ。
さあ、ラストスパート。気合を入れ直してナンとカレーを食べていく。積み重なる辛さに、カレーを見て正直うんざりしてくる。毎回見るたびに心が折れそうになるのだ。これに耐えられるかどうかが制覇できるかできないかなのだ。無心になって口に放り込む!これしか無い。
開始から約20分で完食!ちょっと意識がボーっとしている。もっと綺麗にすればよかったと思うけれど、精神的限界をむかえたため、ここまで。水も一滴も飲まず、アイスも食べず頑張った。これで勘弁してほしい。
次に腹痛対策。アイスクリームもけっこう溶けてしまった。チャイアイスクリームをいただく。これがなかなかうまかった!さらに胃を冷やそうと水を飲むが、食べ終わった後でも飲まないたほうが良かった。改めて激辛で水を飲む愚行を思い知らされた。水を飲んで程なくしてお腹の中で辛さが広がった。気持ちが悪いぞこの感覚。このあと仕事だというのにまったく、愚かなことをしてしまった。
ふう。何にせよ、3111人目の世界一辛いカレー制覇認定書をいただいた。これで一つ箔が付いたのか?頑張ったかいがあった。あっさり制覇よりも嬉しさがある。
ちょっと表情が疲れているが、スタッフさんと記念撮影。正直精算を済ませ、写真を取るのにエネルギーをだいぶ使ってしまった。お腹のじんじんする違和感に切りをつけるのに気合が必要だった。スタッフさんの笑顔はいい感じである!彼はナンを焼いてくれた。写真はお店用と私のスマートフォンで撮影。どこかに飾られるのかもしれないね。ネットでは楽勝なんて言う話もあったが、ブートジョロキアは、私にとって相当手強い。いろいろ調べてみたが、超激辛を食べる前に、乳製品(牛乳やヨーグルト、アイスクリームなど)そしてサラダなど、食べてから挑戦すると腹痛はおこらないらしい。次回からは、そうやって挑戦してみようか。激辛道はまだ続く。
店の外にでてからコンビニで「飲むヨーグルト」をパックで購入。退店後約30分程度で腹痛は治まった。19時からの打ち合わせになんとか体調を整えることができたセーフ!今回、目的を達成し認定書をいただくことができ大満足。今回は生還!勝つことができた。3,000円も出すのだから勝たなければ意味がない。激辛に自身がある方はぜひ挑戦しても良いかもしれない。北極10倍が食べられる方なら多分大丈夫。エチオピアカレーの70倍激辛カレーよりも辛いカレーであることは間違いない。(経験則)
アクセス
住所:東京都豊島区東池袋1-28-1 タクトTOビル 201
JR池袋駅:東口下車・・・徒歩5分
座席:60席
営業時間:11:30~15:00/17:30~22:00
定休日:無休