公開日 2017年10月02日
更新日 2018年06月17日
ようやく、行くことができた港区芝にある『生駒軒』。
挑戦したい激辛タンメンに会いに行きました。
港区芝2丁目芝商店街は、激辛の聖地といってもよいかもしれない。
芝辛ストリートには、28店舗で激辛メニューを取り扱っていて、様々な料理で激辛を堪能できる
激辛好きにはたまらない街になっている。
今回は、激辛タンメンをいただく前に、いくつか料理をいただいて、挑戦を開始する。
事前調査で、一番辛そうなお店に突入という事をきいてそれなりの覚悟はしていったはずなのだが…
注文してきたのは『普通のタンメンか?!』という色合い。
大体、激辛というと真っ赤唐辛子色をしているというイメージ。
今回は、友人と参戦という事で、辛めを抑えた0.5辛も注文
比べるとよくわかる。これが激辛の色真っ赤じゃないか!!
激辛タンメンLEVEL5に一口スープをすする。タンメンから上がる湯気が辛い!!
味はめちゃくちゃうまい・・・が、ジョロキアの味がとても濃く。しばらくすると、かーっと辛みが増して一気に汗が出る。
カプサイシーーーーン!
麺をすする。細麺タイプで食べやすい麺ではあるが、一口たべて『これはあかん奴だ』と体が拒否!
しかし、ここで引き下がってはいかん。
小皿を頼み、冷ましながら少しずつ食べる戦法に変更。
水をもらい食べながら飲んだが、全然足りない。
ジョッキーでウーロン茶を頼み、飲みながら食べるが、息をするだけで痛いのだ。
辛さは、蓄積し、思考力も鈍っていく。
久しぶりに、食べるのを体が拒むほどの辛さというやつを実感する結果になった。
ひとくちたべては休み、ひとくち食べては休む、ようやく麺は食べきった。
次は、野菜だ。取り皿に分ける。
ひとくち口に運んで思った。「麺より深刻な辛さだ」
ジョロキアの味が麺よりも濃い。
少しづつ食べてみようと思ったところではあったけれども、
「ダメだ。食べられない。」
100gくらい残したところでギブアップ。
取り皿に分けた野菜と、スープに残った野菜、お肉たち。
本当に申し訳ありません。
お店のマスターに甘いものはないか尋ねると、
柿をサービスで出してくれました。
マスターに残して申し訳ないとあやまり、お話を聞きました。
見た目が辛そうでないのは、ギャップを狙ったとのこと。
いけそうじゃんと思ってたべたら辛いという。いわゆるギャップ萌えならぬギャップ燃え!
「お客さんは頑張ったほうですよ。一口スープを飲んで、食べられないという人もいるし、麺を一本食べただけでもギブアップという人もいる。
LEVEL5は食べきれない方が多い。
無理して食べて倒れられるより、無理はされない方がよいです。」
LEVEL5を普通に食べる人もいる人もいるけれど、本当に少数だということ。
ジョロキアは、世界で5本の指に入る激辛ハバネロ。
このお店では、コーヒースプーン一杯分でLEVEL1相当となるそうです。
最高でLEVEL8まで、食べた人が強者がいる。でも・・・
マスターも激辛タンメンを編み出すときにLEVEL1から5まで食べて
4が限界だったと。
店内にあるLEVELについての張り紙には、LEVEL4とLEVEL5はキケンと書いてありますが、
これは、マスター自身の実感を込めて書いたんだそうです。
色々なお話も聞けて、無事?終了となりました。
だがしかし、激辛はまだ終わらない。
口の辛さは収まったのに、次に辛いのは胃!胃の中で辛さがそのあとで暴れている状況だった。
こんな状態になったのは『やぐら亭』冷しゃぶ辛炎つけ麺を食べた時以来。
歩いている最中に胃が辛く苦しくなり、なんも休憩しながら歩く。
ようやく、コンビニにたどり着いてアイスを2つ購入。
1時間程度、友人と語りあいながら体を休めるも、電車に乗って最寄りの駅まで1時間半。
家に向かって歩き出すと、まだ胃が辛い。
さらに、アイスクリーム1個と飲むヨーグルト300mmを2本のんで、ようやく落ち着く
都合3時間くらいたっても暴れている辛さに、ほんとうに、驚くばかり。
これは、LEVEL8とか、普通に死ねる。凄い人もいたものだ。
これから挑戦する人は、LEVEL5は『相当な辛さでヤバい』強者以外は手を出さない方が良いという事を
肝に銘じたほうが良いと思います。
食べた後、アイスクリームやヨーグルトなどを召し上がり、できるだけ胃への負担を減らす方向をお勧めします。
激辛なのに、味はめちゃくちゃ良かったし、マスターがとても人当りもよく、女将さん?も優しい。
とても良いお店でした。
激辛にあてられて、写真があまり撮れずでした。
鍛えたらまた挑戦しようか。
住所:東京都 港区 芝 2-28-18
JR田町駅東口下車・・・徒歩12分

ウェブクリエーターオマツ
