昨年11月のお話。八王子にイチョウ並木撮影に来たときに見つけた、九州大分とんこつラーメン店。随分と前から写真部ということで色々なところに撮影にいく事があったが、最近はラーメン部とかしている一面がある。昼食を食べていなかったことから、よさそうなお店を探しながら歩いていると、九州大分のとんこつラーメンという事で、入ってみることにした。
目次
八作ラーメンについて☆昔のまんまの豚骨ラーメン
店内には八作ラーメンについての紹介文がおかれている。60年まえから八作ラーメンがあるというのは驚きだ。文字お越しをしたので読んでみてほしい。
初代八朔店主がとんこつラーメンの発祥の地と言われる福岡県久留米市「西陽軒」(屋台)にて修行ののち、昭和32年大分県臼杵市において「八作」を開店しました。一口に60年前と言っても生活環境は現在と全く異なります。飲食店も例外ではなく当然ガスなどはない中で、豚骨スープを作るために練炭やマキを使用したそうです。どんぶりを洗うにも大鍋に湯を沸かし脂汚れに対処したそうです。大変な時間と労力がかかります。時代は流れ火力は練炭から石油コンロ、ガスへと移行しましたが、基本的なスープづくりのレシピは昔のままです。最近は臭いが強くこってり系が主流のラーメンですが、私の記憶では、昭和30~40年代のとんこつラーメンは、意外にさっぱりしていたと思います。八作ラーメンは、大分県臼杵市という田舎町で初代・2代目が世の流れに左右されずに頑固に味を守ったためこの昔の味が残ったのでしょう。この味を多くの人に知っていただきたく、初代に頼み込み修行ののち平成16年八王子に「3代目八作」を開店しました。初代も2代目も恒例の為へ閉店しました。日本に八作はここだけです。※よろしければ、最初のひと口は薬味(紅ショウガやニンニク等)を入れずに食べてみてください。薬味はスープの味を変えます。
時間はランチタイム、さらば今回は、ランチセットで頼んでみる
Aセットが900円、Bセットが1000円大盛りか、並みの違いでしかないのでAセットで。
気になる営業時間
11:00~16:00
定休日:木曜日
コロナ対策の状況により為時間が変わる場合も有ります。
注文方法は?
メニューを見て注文帰りに清算
今回のメニュー
名前:Aセット(ラーメン並み+半ライスに高菜・味付けチャーシュー)
種類:ラーメン
料金:900円
時間:注文してから8分程度
オプション:なし
Aセット(ラーメン並み+半ライスに高菜・味付けチャーシュー)が到着!
麺が到着!いわゆる極細麺じゃない。九州の豚骨ラーメンというと、極細麺をイメージしていたがそうではないようだ。同じ九州でも博多の豚骨ラーメンと大分の豚骨ラーメンは麺が違うのだろうか。それともここだけなのだろうか?
高菜と味付けチャーシューは小皿で配膳。麺にかけてもご飯にかけてもうまいだろう。
半ライス。このライスは麺を食べた後にゆっくり食べる事にした。
そして、おしんこをサービスで出してくれた。いいね!
まずは、豚骨スープを一口。豚骨臭がほぼ全くしないと言っても過言ではない。くっさい豚骨が好きな人は、やや物足りないかもしれないが、豚骨臭がまるでダメ!という方には食べやすいのではないかと思う。ここまで臭いを消すのはどうやってやるのだろうと気になるくらい。あっさり風味の優しい塩系豚骨ラーメンに仕上がっている。
具材はザクザクもやし
火の良く通ったバラチャーシュー!柔らかくひと口でぱっくりといただける。
玉子は中央半熟、外側しっかりのゆで加減。ツルンとた白身の触感も良い。豚骨脂でいつもより数倍ツルンとしているかも。
麺は、いわゆる極細麺ではなく、多加水の中太麺タイプで少し縮れている。触感はモチっとして弾力のある感じ。しっかりスープも絡んでいい感じのうまさだ。
一通り食べたら唐辛子を追加して味変。少しピリッとしたスープに代わり辛くしてもうまいことが分かった。
麺を食べきったら、味付けチャーシューをご飯にかけてチャーシュー丼に。このチャーシューは甘じょっぱい味付けになっているのでご飯によく合う。さらに、この上にスープを変えていただくと、さらにおいしくなる!
全体的に大満足で完食。優しい味にほっとした一杯!スープもみんな飲んでしまった。大分のとんこつラーメン。しっかり味合わせていただいた。昔のまんまの豚骨ラーメンが気になる方はぜひ!
【アクセス】
住所:東京都八王子市並木町14-19※駐車場無し
交通:京王高尾線めじろ台駅:下車・・・徒歩17分
営業時間:11:00~16:00
定休日:木曜日
座席:カウンター
コロナ対策の為時間が変更になる場合があります。

ウェブクリエーターオマツ
